
「DIYに挑戦しようと意気込んで購入したものの、実際に使ってみたら私のやりたい作業には少し違うツールの方が合っている気がして……。まだほとんど使っていないので、必要な方に譲りたいんです」。そうおっしゃって持ち込まれたのは、ホームセンターでもお馴染みの「アースマン(EARTH MAN)」のオービタルジグソー、JSW-100SCでした。週末の趣味として家具作りを始めたばかりだというお客様の、前向きな新しい挑戦を応援したくなるような、そんなお持ち込みでした。お預かりしたこのモデルは、初めてジグソーを触る方にも非常に扱いやすい一台です。オービタル機構を搭載しており、直線切りはもちろん、刃を前後に動かすことで木材をスピーディーに切り出すことができます。DIY初心者にとって、曲線切りや複雑な切り込みを可能にするこの一台は、まさに木工の幅を広げるための入り口とも言える存在です。箱に入ったまま丁寧に保管されていたため、本体のプラスチック部分に褪色もなく、まるで新品のような佇まいでした。査定において私が特に注意深くチェックしたのは、ベースプレートのコンディションと、ブレード装着部分の汚れです。ジグソーは使用すると、ベースプレートの裏側にどうしても擦り傷や、切り出した木材のヤニが付着しがちです。しかし、今回のお品物はその汚れがほとんどなく、木工粉塵による詰まりも一切ありませんでした。また、動作確認を行った際、オービタル機能の切り替えスイッチの滑らかさや、モーターの回転の安定感も完璧でした。初心者が中古品を探す際、最も懸念するのが「すぐに壊れないか」という点ですが、この個体なら自信を持って次の方にお勧めできると判断し、市場価値を大きく上回る最高額をご提示いたしました。こうした家庭用電動工具をお持ちの方に、私たちが鑑定の現場でよくお伝えしている注意点が、使用後の清掃と刃の取り外しです。ジグソーは、切削粉が内部の冷却ファンに吸い込まれやすく、それを放置すると故障の原因になります。使用後はエアダスターなどで軽く吹き飛ばすだけで、機械の寿命は驚くほど延びます。また、使用後は必ずブレードを外す習慣をつけてください。刃をつけたまま保管すると、湿気でブレードが錆びつき、その錆が本体の固定クランプにまで移ってしまい、次に使う際に取り出しにくくなるトラブルが非常に多いからです。提示した金額をお伝えすると、「手放すことを迷っていましたが、大切に使ってくれる誰かに巡り会えるなら安心しました」と、お客様は納得の表情を浮かべてくださいました。私たちは、単に古い道具を買い取るのではなく、その道具に込められたお客様の「やってみよう」という情熱も一緒に引き継ぎたいと考えています。もし、皆様のご自宅の物置で出番を待っている工具がございましたら、ぜひ一度その価値を確かめにいらしてください。専門知識を持った鑑定士が、一点一点、誠心誠意向き合って査定させていただきます。



お気軽にお問い合わせください。0120-763-877営業時間 10:30~22:30
お問い合わせ








